子供の足に気をつけて
前にも書いたかもしれないけど、昨日街で見かけて、見るに見かねてって感じでしょうか。
まさか、ご本人達に説教するつもりはありませんが、無自覚すぎだよが残念で。
足のアーチは大切よ
昨日の朝(土曜日の朝になりますね)の情報番組でも「足」について取り上げてましたが、テレビでもやっと取り上げてくれてくれるようにはなりましたが、なかなか浸透するまでには至らないようですね。
足裏には3本のアーチが形成されるはずなのですが、もしかしたら最近の子は刺激不足でアーチの形成も不完全だったりするのでしょうか?
前回、「こんにゃく足」について書かせていただきましたが、最近の子供の環境は将来が不安になるものばかりですね。
足裏が健康であること
今、私が戻したい機能の一番大きな場所が「足裏」です。
足裏の不完全?壊れた状況がなければ、多々の不具合、コンプレックスはないと思ってるからです。
私は小学校の5年生の時には「外反母趾」の痛みがありました。バレーボールをしたことが一番大きな原因と言えます。それまでそんなに活発なタイプではなかった、ただの「ウドの大木」がいきなりハードな練習に入り、スパイク練習ばかり・・・。スパイクって上手になれば左足で着地するようになるんです。
右利きですから。
空中姿勢で右手を最大限伸ばそうとすれば、左足が一番最初に着地姿勢になるのは当たり前だと思います。(やっぱり下手だったのか?)それでも、両足着地なんてそうそう出来ません。
外反母趾の時点で横アーチはなくなっていたとも言えます。
私の頃は大きい靴による障害で横アーチがなくなっていたのだと思います。
でも10代のうちは他の筋力もあるのでそこまで身体の不具合を感じることはなかったわけですが、それでも17で身体が悲鳴をあげました。
悲鳴をあげてくれたことで、私はこのくらいの状態で済んでいるのかもしれないと最近考えるようになりました。
足裏が健康ってどういうことだろう?
私が考える足裏の健康な方は、もう60代以上の方の一部分しかいらっしゃらないのではないだろうか?と思うくらいです。
昨日のテレビ番組の番組の最初にもありますが
足は健康の土台
ほんとにそうです。地球上で動いて生活する自分達にとって、支える部分が不安定なまま生活することってどんだけリスクがあると思いますか?
なぜ3本アーチが必要なのか?
人間は生きていくために様々な進化をして現代の私達の体型になっているはずです。
でも、この数百年の文明の進化で人間の身体は退化している部分もあるのではないでしょうか?
それが「足裏」ではいけないと思うんです。
人間にとって五感が欠けることはとても考えさせられる部分のようですが、それ以上に私は足裏がしっかりしていない状態で生活し続けることは、何が起きちゃうんだろう?と不安になります。
大げさかもしれませんが、「爆弾」を抱えて生活しているんじゃないかって思うくらいです。
昨日の番組は病気にからめて警鐘を鳴らそうとしている取り組みですよね。
なかなかこんな「足裏が・・・」なんてテーマ、誰も見向きもしないかもしれない。
でも、病気のリスクというのは私が言う「爆弾を抱えた状態」と同じではありますよね。
私の言う爆弾は何が起こるかわからないのですが、専門医の方はしっかりと分析をしています。
「和式トイレ座りが出来ない」
今の若い方はどうなんですか?小学校にはまだ和式トイレがあるのでしょうか?
これとそれはちょっと問題が違うかもしれないけど、したことのない姿勢は出来ないのではないかなと思うのです。
これも足裏のアーチがないとバランスが取りづらくて大変です。
昨日の番組では「アキレス腱の硬化」「足裏の硬化」を問題にしてましたけどね。
私の20年前はこの両方の症状がありました。アキレス腱が硬くて、背伸びすると戻せないとか、足底筋膜炎になってたりとか。
これらの原因は「安物の靴」でした。
今での後悔してます。昨日、ブーツが3割引きになってました。600円。
やっぱり底の部分がペラペラです。自分の足裏にアーチがなければ、衝撃がそのまま自分に伝わると思うと、インソールでどうにかして?と思いましたが、インソールが入る余裕がなさそうなのでやめました。
話を戻して・・・
「和式トイレ座りができない」はひとつのテストであって、いろんなものがそこには潜んでいるということだと思います。出来ない。今は不便を感じてないではなくて、自分の状況を客観視して調べて将来に不安を持つのではなく、将来に改善する方法を探るべきです。
片足立ちが出来ない
隠れ脳梗塞のリスクがあるらしいです。
足裏のバランスよりも隠れ脳梗塞のリスクキャッチがいいのだと思います。
こういうことで気づきにくい自分の身体の内部に潜んでいるものを知るといいですよね。
私・・・一応出来ます。目をつぶってもまだ30秒は行けると思ってます。
目をつぶると、視覚からのバランス調整がなくなるので足裏の状態が本当に大切になります。足裏がしっかりしている人は、目をつぶったままいつまでもそのままでいます。足裏が不安定な人は、両足でもふらつきます。
両足を揃えてというとかかとからとしがちですが、私は指先を揃えてかかとは近づける程度です。親指の向きで合わせたらかかとは離れますよね。
でも、いいです。
そのままちょっと膝を緩めて膝を合わせた状態から伸ばしすぎない程度に膝を伸ばします。
これもポイント。
足を伸ばすと言うと、膝を伸ばしすぎる人が多いです。過伸展という状態で膝は本来の角度以上に伸びてしまう人が多いです。
過伸展にもいいことは将来に待っているとは思えません。若い人のその姿勢、止めたほうがいいよ。
柔らかいのと伸びすぎることは少し違うと思うのです。
象足でしょ?
自分の20代ももうこんな感じ。昔はさ、もうちょっと優しい言い方だったよね。「サリーちゃんの足」とか・・・。変わらない?
「浮き指」って言葉はどのくらい一般的になってきているのだろう?
これなんてほんと足裏のアーチがない状態の最たるものだわね。
アーチがあれば、足の指は下を向くわけというかアーチを作らなきゃなんだから足の指はアーチを支える大切な役割をしているわけです。
でも、アーチがないということは「舟底状態」。足の盛り上がるべき甲の部分が船底状態になるから、足の指は淵になるってことでしょうか?
もう10年以上前から笠原先生が書籍だとかテレビとかで警鐘をならしてました。
私はその警鐘を我が身に落としました。
この10年でかなり改善にはこぎつけました。
それでも、足の指が「浮き指」じゃなくなっただけであって、「船底状態」が改善することはありません。これは骨の位置、それをつなぐ靭帯の状態などがすでに出来上がってしまっているから。伸びた靭帯を戻すことは難しいです。
ここに最初の「子供の足に気をつけて」が出てきます。やっとね。
足の靭帯を正しい状態で大人にしてあげて
「娘さんが象足になってもいいですか?」
率直に言えばそんな感じです。昨日、テレビで言ってたのが浮き指になる原因は「ヒールなどで足の指先に全体重がかかることで靭帯が伸びること」(表現が違ったらごめんなさい)と言ってました。
私は大人になってから、どうこうよりも小さい頃からどう成長させてきたかじゃないのかと思います。
こじるりはヒール以外は履けないと言いました。私はヒールが履けませんが、ヒール生活の人はヒール以外が履けないと聞きます。(友人も普通のスニーカーというものを持ってませんでした)それは、バランスの取り方がヒールでの取り方しか身についてなく、それ以外だとバランスが悪いのだと思います。
あと、象足の人でアキレス腱が柔らかい人というのは少ないのでは?ヒールだとアキレス腱が縮まっている状態です。なので、伸ばすことが難しいのでしょう。
まず、子供の時に親はスニーカー(でも、ご自分にも興味なしね。二束三文スニーカーできちんと自分に合わせてもないか)で、子供はおしゃれブーツ。
子供・・・中学生にもなってなかったと思う。でも、20代の子がおしゃれで履くような5cm以上のブーツで歩いてたんだよね。
まだ脚とか細いけど、脚が細いとか太いとかじゃない次元のことが将来あるかもしれないなぁって思ってないよねって。
私は舟底状態の足裏でバランスを取ってる身体って頭までくるまでにどれだけのアンバランスを補おうとしているのだろう?と想像してしまいます。
グラグラ状態で倒れないように保ってるんですよ?すごくないですか?
それが、膝痛・腰痛・頚椎まできたら大変です。顎関節症になってるよね。偏頭痛あるよね。倦怠感あるよね?って不健康のデパート状態になれます。
不健康は当たり前ではありません。親の不注意です。過保護にする前に甘やかす前にきちんとした健康を与えてあげて欲しいそんな感じです。
長!だめだ。足のことはどうしても気持ちが入ってしまう。。。
自分が苦労してきてるから。足の状態の悪さで。